俵山温泉に訪問される方へ


このページは、 俵山温泉へご訪問を考えられている方々にお伝えしたいことをまとめています。
一般的な観光地とは違い、湯治場という昔からの風習を大切にしている地域でもあることをご理解いただければ、ご訪問も豊かなものになるかと存じます。
ご不明な点や質問などございましたら、お気軽にご連絡ください。

俵山温泉について

俵山温泉は約1100年前に発見され、江戸時代から続く湯治場です。湯治場とは、年に数回一週間から二週間程度の滞在を通じて、心身の回復と人生のリスタートを行うことができる場所です。写真映えするスポットや珍しいものを忙しく探し回る一般的な観光地とは違い、朝夜の温泉を中心に、生活習慣の見直しや心や体との向き合い、普段はなかなかできない”何もしない”という豊かさに浸ることができます。「特別な何かを探すのではなく、日常の中にある特別に気づく。」古き良き時代の面影を残した街並み、驚くほどゆっくりとした時の流れ、普段とは違う感覚に入ることができる俵山温泉の時間と空間に、ぜひ没入されてください。

俵山温泉の最大の魅力は、西の横綱と呼ばれる泉質です。連続して毎日入ることで(特に三〜四日目以降)、その効果を更に実感していただけると思います。湯治場という場所は、一泊や二泊ではその魅力を感じづらいという側面があります。それは、心身の変化もそうですが、一番は俵山温泉に住む人たちとの交流です。「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」「おやすみなさい」すれ違う人たちと挨拶を交わす頻度が増えると、「あんたはどこから来たんかね」「昨日もおったね」そんな雑談が始まり、湯治の楽しみ方が広がります。古き良き街並みや人情が残った俵山温泉を、ぜひお楽しみ下さい。

滞在中のお願い

俵山温泉は、人口約890名、高齢化率60%近い小さな地域です。観光で来る日帰り入浴客を除き、多くの方が顔馴染みであり、何十年と同じ習慣でお風呂に入られています。私たちは、その中にお邪魔させていただいているのであり、湯治場には長年培われてきた文化や暗黙のお約束があることをご理解いただけますと幸いです。お客様として俵山温泉に訪れるのではなく、俵山温泉という物語の中の登場人物として、滞在を楽しむためのコツをお伝え致します。

イ)町ですれ違う知らない方にも挨拶をすると、安心安全な地域になります。
ロ)お風呂では、入浴ルールにご注意下さい。特に、町の湯は声が響きます。
ハ)町の湯の入浴締切時間は21:10。白猿の湯の入浴締め切りは20:10です。
ニ)閉館5分前までに、施設外にお願いします。

俵山ビレッジからのお願い

湯治場での過ごし方に、「自分のことは自分で行う」ということがあります。サービスを受けに来るという慣れ親しんだ感覚から少し離れて、食事・清掃・空き時間の過ごし方などをその日の気持ちで決めることで、本来の自分の気持ちや体の感覚を感じていただきたいと思っています。山間にある小さな集落ですので、ご不便をおかけすることもあるかと思いますが、おかげさま・おたがいさまの精神で関わりを大切にできれば幸いです。

また、俵山温泉に訪れる方の目的は様々(俵山温泉に入りにきた、メンバーに会いにきた、コミュニティづくりに興味があったなど)ですが、俵山ビレッジのメンバーも日常生活を送りながら皆様との時間を過ごさせていただいています。もし、ビレッジメンバーとの交流やビレッジの案内をご希望される場合は、事前(できれば一ヶ月以上。遅くとも一週間前)にご連絡をいただけますと幸いです。

「旅行(≒決められた行程で動く)」に来るのではなく、「湯治(≒やることを決めず、余白を楽しみながら過ごす)」という贅沢な時間を過ごされてみてください。その余白が、あなたの新しい生活習慣やものの見方、価値観の形成につながっていきます。俵山ビレッジの宿泊施設に三泊以上滞在をご希望される場合は、滞在中の過ごし方についてご提案もさせていただきますので、「滞在中の過ごし方を相談したい」と公式LINEまでご連絡下さい。

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